包み方(隠し包み)
訪問先に持っていく手土産や、風呂敷の美しい絵柄
などを見せたい場合に使われるのが隠し包みです。
普段に多く用いるお使い包みを発展させたもので、
実用性と上品さを併せ持っています。
風呂敷の大きさの割に中の箱が大きく、結び目
が小さくなり過ぎて不格好になった場合にも、
隠し包みを用いるときれいに収まります。
包み方は風呂敷を広げて、箱を中央に置きます。
表に柄を見せたい方を上になるように被せて、左右の端を中央で
真結びにして形を整えておきます。
重ねた上の部分を丁寧に引き出し、結び目の上に端の折り目を整えながら
被せて、余るようならば下に巻き込みます。
結び目は隠れますが、両端の角の部分が表から見えたとしても構いません。
ただし、だらしなく見えるのはいけませんので、真結びをきちんとして
おくことが重要です。
左右対称になっており、リバーシブルタイプの風呂敷などで左右から
アクセントとして見えるなら、逆におしゃれに見えます。