包み方(巻き包み)
風呂敷は中のものに合わせて形が変えられる
便利な道具です。
大きさや材質、色や伝統柄から現代アート風の
ものまでいろいろあります。
鞄が主流になり使われることが少なくなった
現代に、エコな道具でおしゃれな感覚が
見直され、若い世代の方たちにも受け入れ
られ人気が出ています。
風呂敷には形と色柄を生かした多くの包み方が
あります。
長いものの中でも角がなく、転がる茶筒や反物などの巻物などを
包むのに適した包み方が巻き包みです。
中央に結び目が羽を広げたようにできるきれいな形になります。
包み方は風呂敷を広げて対角線上にものを置きます。
手前の角を奥へ被せてしっかり巻いていきます。
左右の端を持ち、中央で交差させます。
手前と奥にくるようにして、裏に反して真結びに
して結び目を整えます。
材質は、左右に引っ張るため少し伸びる感じの
ちりめんなどが向いています。
柄は、線を生かしたものや全体に散りばめられた
文様、結び目にアクセントとなるリバーシブル
カラーのものなどがきれいに包めます。